脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)とは

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)ってあんまり聞いたことないなぁって思われる方も多いのではないでしょうか?
実際には、この脂漏性皮膚炎で悩んでいる方が多いんですよ。実は、脂漏性湿疹の一番軽い症状が髪の毛のフケだと言われているんですね。
フケや頭のかゆみで皮膚科を受診した人が脂漏性皮膚炎(脂漏性湿疹)と診断されるケースが多くあるんです。
脂漏性皮膚炎には、2種類に分けられます。乳児型と言って、生後一、二ヶ月で発症する脂漏性皮膚炎があります。子供を生んだお母さんは見たことがある人もおられると思います。
こちらは、痒みもなくて生後半年ほどすれば、ほとんとの場合、自然に治ってしまいます。
これに対して、思春期以降に出てくる成人型の脂漏性皮膚炎は、慢性化して治りにくい上に再発しやすい厄介な病気なのです。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)の原因

脂漏性皮膚炎が起こる原因はどのようなものが考えられるのでしょうか?
一番有力な説がマラセチアという真菌(カビ)が大繁殖して引き起こしているのではないかと言われています。
マラセチアは、皮膚の中でも特に、脂質が大好きなようで、皮脂を分泌する皮脂腺の出口から毛穴にかけて存在しているカビなんです。
脂漏性皮膚炎の患者の患部を調べてみると、マラセチアが発見されるケースが多くあるんです。
その他の原因としては、成人型の脂漏性皮膚炎では、ビタミンB群の不足や油っぽい食事による油の取り過ぎなど食生活が原因と考えらていたり、精神的、肉体的ストレス、シャンプーのしすぎなども脂漏性皮膚炎の原因と考えられています。
しかしこの原因については、まだ仮設の段階です。

脂漏性皮膚炎(しろうせいひふえん)の治療と予防

脂漏性皮膚炎の治療方法なんですが、乳児型の場合は、月齢が経つにつれて、ほとんどの場合自然に治るので心配はありません。
成人型の脂漏性皮膚炎の場合、原因がマラセチアの場合には、外用抗真菌薬を使用して治療します。塗布してからだいたい1〜2週間位で症状が軽くなってきます。
しかし、厄介なことに脂漏性皮膚炎が治ったと思っても再発するケースが多く見られます。
また、フケが多い場合には、尿素ローションの併用や抗真菌薬含有シャンプーを使うのが効果があります。
その他内服液としては、ビタミンB2、ビタミンB6がよく使用されます。
脂漏性皮膚炎は、治療期間の方も数か月から数年と幅がかなりあります。脂漏性皮膚炎は専門医の治療を継続して根気よく行う必要がある病気です。
脂漏性皮膚炎の予防なのですが、脂漏性皮膚炎にかかっている人は、脂肪分の多い食事や辛い刺激物などを好んで食べる傾向にあり、食事が偏ってよっている人が多いです。
そのため、食生活の改善から始めましょう。
また、皮膚を清潔に保つことも大切です。毎日頭も洗うようにしましょう。その際は、低刺激のシャンプーや石鹸を使用するようにしましょう。

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